レジェンド・オブ・メキシコ デスペラード [DVD]
伝説の英雄、エル・マリアッチの3作目。だが、前作を知らなくても、十分楽しめます。
久々に超ド級のB級映画を観た。ペキンパーとジョン・ウーをセルジオ・レオーネで仕上げたような、撃つは死ぬはのドンパチで、悪玉とヒーローは撃たれてもなかなか死なない不死身で、出てくる人物みんながくせ者で、裏切りがあって誰が味方かコロコロかわり、どんでん返し。楽しい娯楽映画だった。凄い。久しぶりにこういう映画を観たぞ。ぶっ飛んで死ぬシーンでも、全面に陽気なマリアッチが流れている。古きマカロニウエスタンの流れだわ~。たまりませんわ、って映画だった。こういうジャンルが今あってもいいじゃないか~。
主人公はもちろん「エル・マリアッチ」のアントニオ・バンデラスなのだけど、非道なエージェント役のジョニー・デップが、喰ってしまいましたね。ジョニーがやると、ただ者ではなくなるねー。結局ジョニーが主人公? で終わったね。しばらくマリアッチが耳から離れない。またメキシコに行きたいな~。行っても、「エル・マリアッチ」には会えませんが…。ビバ! メヒコ!
悪役の麻薬王バリーリョにウィレム・デフォー。ミッキー・ローク、エンリケ・イグレシアスも、顔を揃えています。
細かいことはいいじゃないですか。楽しいのです。ひとときも飽きずに画面を見続けてしましますよ。パワフルでした。
さすが、ロドリゲス。とにかく面白かった。大満足出来ました。でもさ…、ああいうシーンでジョニーくん、痛くないのか? いいの、それで。それも不死身?ひえ~。
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ [DVD]
公開時には、「あのレオーネが満を期して十なん年ぶりの新作」と大いに盛り上がった。
当時以来、公開時とは違った長尺のモノがDVDになっている(それも廉価)と始めて知って、
知り次第買った。
どこがどう変わったのかはサッパリ分からなかった。そもそも公開時から1度も再見せず、今回のDVDで2度目で、二十数年ぶりだ。
良くなったのか悪くなったのか? そもそも公開時も自分としてはあまりパッとしなかった印象がある。
レオーネの良いところは、「ハッタリ演出」だ。それがこの「・・イン・アメリカ」では感じられなかった。
ハッタリの無いレオーネは、ただの凡作。
ハッタリのあるレオーネは、映画史の金字塔だ。少ない作品数で、この作品が遺作になったのが惜しまれる。
イタリア
何回聴いても、ロマンチックな世界に運んでくれるアルバムです!
皆が知っている曲ばかりなのに、BOTTIの世界は特別。ボチェッリや今は亡きディーンマーチンとのコラボは言うに及ばず、Ave Maria, デボラのテーマ、他のトランペッターにはだせない情感を堪能させてくれます。