時の足音
10周年のファンフェスタというイベントで、一足早く「時の足音」を聴くことができました。
一度聴いただけで虜になるほど、素晴らしい詞、メロディに胸が熱くなりました。
「短い針が君なら、長い針が僕で 同じ時間を刻みながら・・」と、コブクロそのものを表す詞がとても素敵です。
後半、二人の掛け合いがありますが、まさにコブクロの真骨頂そのもの。
カップリングの隠れた名曲「赤い糸」前回のツアーで披露された「ペテルギウス」も入るという事で、10周年にふさわしい超豪華版。
ぜひとも多くの人に聴いてほしいです。
ベテルギウス決死圏―宇宙捕鯨船バッカス (ハルキ・ノベルス)
シリーズ3作目,最終作です.
が,新しい登場人物のエピソードに多くのページが割かれていて,
過去作で語られたいろいろなことは,なんとか回収したという感じです.
そのせいか,後半につれて駆け足のようになり,ラストも曖昧という印象.
確かにラストに繋がる伏線でしたが,まとまらなかっただけになんとも….
主人公の青春ものとしても,成長途上でこれからというところでしたし,
SFとしてもライトで読みやすかっただけに,もう少し続いてほしかったです.
ただ,あとがきからは試行錯誤だった様子がうかがえ,
著者自身もすっきりしていないようなイメージを受けました.
ANOMALY
細美武士率いる、the HIATUSの2ndアルバム。
率いる、と言っても、このバンドでは細美さんもあくまでメンバーの一人という感じ。
『Trash We'd Love』や『Insomnia』の時のような目新しさによる驚きは無い。
つまり、今作でthe HIATUSは一つの完成を見たのだと思う。
それ以外は何も無い。
ただひたすらに良い曲が並んでいるだけのアルバム。
コンセプトも何も無く、単純に「良い曲」のみが追求されたアルバム。
これ程心地の良いものはない。
勿論聞きどころは満載も満載。
これからが楽しみである。
時の足音 10 YEARS EDITION!!!! 初回限定盤
最後の最後で、小渕さんと黒田さんの二人の声で「出会えてよかった」という言葉で終わる。
そこまでの歌詞の壮大さ、力強さが最後のこの一言で終結する。この言葉こそコブクロの二人のお互いに対する一番の素直な想いなのだろうなと感じることができる。そしてこの言葉に込められた強さ、重さをこの一曲を通して感じ取ることができる。大好きな曲がまた一つ増えました