クラシック・ウイントン~ベスト・アルバム~
アーバンの「ヴェニスの謝肉祭」がお目当てでした。
きてます。ものすごかったです。ブラボー。
お祭り騒ぎな雰囲気がとても良いです!自由に吹いてる感じがもう…
フィナーレで後ろにひっくり返りそうになりました。
バックのオーケストラも華やかで素敵ですよ!
他の曲も素晴らしいです。なんて月並みなことしか書けませんが…綺麗な音してます。
ブランデンブルク協奏曲なんかトテツモナイ高音ではじまるのですが、まぁなんとハリのある音でがっつりあてます。
うっかりするとオーボエの音にも聴こえてくるくらいでした。
ウイントン・マルサリスの肖像
若手メインストリーム・ジャズの旗頭としてシーンを引っ張ってきたウイントンのデビュー作は、ハンコック等の強力なバックアップを受けて、東京で録音された。
ガキとは思えない圧倒的なテクニックが余りにも凄すぎて、陰影感が薄いとか、心がこもっていない…などと、つい言いたくなるベテランの気持ちもよく分かるが、私もそう感じる(^o^;; そんなに軽々と"RJ"を演奏するなよ、と言いたい。
デビュー当初は、サンタナ等と同じステージで(渋々)演奏などしていたが、その後は押しも押されぬマジメ派若頭として現在まで第一線で活躍しており、同年代のベンチマーク対象となっている。
人種問題などを持ち出したり、あまり小難しいことを言わず、ミュージシャンなんだから演奏に集中して欲しいものだ。饒舌なのはラッパだけにして欲しいのは私だけだろうか。
Standard Time, Vol.3: The Resolution Of Romance
これは素晴らしい作品。ウィントンと言う人はあまりに突出した才能があるひとなので、隙のない非常に密度の濃い作品ばかりなのだが、そのあまりの完璧主義さのために冷たくきこえるものも多い。個人的には彼のアルバムでは彼が敬愛の情を持っているプレイヤーと共演しているものに非常に良いものが多い。本作はその筆頭格。これとエルヴィンとやったやつは本当に素晴らしい。ウィントンがリスペクトし、そのリスペクトを存分に受け止めることのできるプレイヤーがいないのがウィントンにはある意味不幸なことなんだなぁと、聞く度に思います。よい作品です。
ワンダフル・ワールド:ルイ・アームストロング ストーリー [DVD]
人種差別激しい時代を生き抜いてきた彼が、「素晴らしき この世界」と歌う。
ビリーホリデーの「奇妙な果実」に匹敵する重さ。
DVDの中で「小さな冷蔵所を開け、卵が6個。食べるものにも困らない」と語ったというエピソード。飽食の時代、情報過多の時代に・・本物の「素晴らしき 世界」を問いかけていますね。